猫史のヨーロッパ紀行

革職人&フォトグラファーのブログ

国の違い、教育の違い


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オランダという国には全然山が無くて、元々の標高も低いみたいなのでとにかく川や湿原、湖など水に関連するものが沢山あります。

先日、chavoとメシを食いに行ったときに教えてもらったんだけど、オランダの小学生たちはかなり早い段階から水泳の授業があるらしく、いくつだったけな? まぁとにかくこれまた早い段階で、「服を着た状態で泳ぐ授業」みたいなのがあるんだってさ。

いや本当ね、至るところに水路や池があって、中には水面に水草が沢山あってそこに水があるのかわからんってところも結構あるので、恐らく今までにその豊かな自然の力で命を落とした小さい子も沢山いるのかもしれないなと思い、そういう土地での暮らしの中でその国の子供たちの出来ることの幅って変わってくるんだろうなと思った。

 

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今日、革を買いに行った小規模な町。

風車があって「オランダだなぁ」ってこれを見ながら小さく独り言を言ってみたりしたんだけど、それ以外はまぁ割と普通の地方都市って感じで、小さな商店街とその街の規模に合わせたチェーン店があって、革を買い終わったんでカフェにでも入りたいなと町の中をウロウロとしたんだけど、全然開いてる店がなくて、どうすっかなと思っていたときに一軒のパン屋を発見。

外にテーブルが出ていたんで、パンを買ってコーヒーがあればコーヒーも注文して、午前中のオランダを満喫しようではないかとそんなに天気は良くなかったけど、ぼーっとしていたんですが、いやもうね、今回ヨーロッパに来て飲んだコーヒーの中で抜群に美味しかった。

「旦那、うちはね、コーヒーにはこだわってまっせ」ってお店のコーヒーもそりゃもちろん美味いんだけど、全然こっちは期待してなくて、どっちかというとパンをメインで入った店のコーヒーが美味いってのがこれまたずるいよなぁと思ったりしちゃって、この衝撃は沖縄に住んでいたときに那覇のホテルに泊まって、そこのロビーにあった宿泊客が無料で飲めるコーヒーの美味さに匹敵するくらいの美味しさでした。

あー、そんな遠くないからまた行きたいわ。

コーヒーを飲みにパン屋に行くってのも悪くないんじゃないかなと思うんよね。

 

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で、そのパン屋を出て駅に向かって歩いていたら、なんか急に女の人がすたすたと歩いて川の方へと行き、持っていた袋からパンを取り出してポイポイと宙に向かって投げたら、あんたら今までどこに居たんよ? っていう数の白い鳥たちがぶわーっと寄ってきて、ニャアニャアみたいな声で鳴きながらそのパンをみんなで取り合いしてました。

僕もこれは参加したら面白いだろうなと思って、「俺もやっていい?」って訊きに行こうと近づいたらパンはもうなくなってしまったらしく、僕と目が合ったこの女性がニコリと笑ってウィンクしてくれました。


あぁそうそう。

多分だけど、オランダ人ってすごいウィンクする人多いよなぁと思うんです。

今日も革屋に行こうと電車に乗って行ったんだけど、降りるときになって前にいた女性が電車の揺れでちょっとふらっとしたので僕が咄嗟に手を出したら、ありがとうと言ってウィンクをしてくれたし、肉屋に行って薄切りの肉を注文したら、そこの店員のオニーサンというか、僕と同世代くらいの男の人もウィンクしてくれたし、今朝パンを買いに近所のパン屋に行ったら、そこの可愛い子ちゃんの店員も、「ハブアナイスデー」ってウィンクしてくれたりして、これね、ちょっと迷うよね。

みんな僕より大抵身長が高くてさ、そんでこの38で威厳みたいなものが全然無い男がウィンクしても良いものなのかどうなのか。

ただ、元来僕は多分、お調子者かお調子者じゃないかで言えば、どちらかと言うとお調子者の部類に入る方だと思うので、先日服屋に入ったときに店員のおねーさんが僕の着ているコートみたいなのを見て、「ナイスジャケット」みたいなことを言ってくれて、最初はうわうわってなってぐちゃぐちゃっとした会話になったんだけど(褒められると何て返せばわからんくなる)、簡単に自分が気になった服の値段を訊いて、おねーさんがしているベルトが格好良かったんで、「そのベルト、クールだね」って言ったら、「ありがとう」って言われたので、とりあえずここはお調子者としては一つ女性を喜ばせるべきだろうと思い、「そして君はとてもキュートだよ」って言ったら、「あはーん、ありがっとー」みたいな感じで言われ、僕とおねーさんはがははと笑って店を出ました。

以上、お調子者の38歳からの報告でした。

 

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