猫史のヨーロッパ紀行

革職人&フォトグラファーのブログ

【die Walz】について


Walz
出典:duda.news

日本ではかなりマイナーであまり知られていないと思うんだけど、ドイツにはWalz(ヴァルツ)っていう制度があって、それは見習いの職人たちがこんな感じの服を来て、各地を転々としながら職人の元で修行し、たしか3年と1日の間それをやり遂げたら、一人前の職人として資格がもらえるってのがあるんです。

もちろん、普通に学校に通い、自宅から近いところの親方の下で修行して資格をもらうのと同じになるんだけど、なんだろうこの、「THE・手に職」っていう制度とその生き方みたいなものに僕はドイツにいた頃から憧れを抱いていたんです。 


恐らくこのヴァルツを行う職人っていうのは、大工とか屋根職人といったある程度大掛かりで、一つの現場期間が長い職種に多いと思うんだけど、この辺のドイツ人の旅好きな感じと、それを許容する人たちの寛容さみたいなものがすごく羨ましいなぁって思っています。

僕は今回、彼らのようにそこまで転々としないとは思うんだけど、気持ちとしては同じような形で自分の仕事と関わっていきたいなと思ってまして、その根っこにあるものを僕みたいなもんがちょっとでも共有できたら楽しいだろなーって思うんです。


まぁでも、言葉も中途半端だし、金も予想以上に無いのでなんともあれだから、2ヶ月くらいで帰国して工場で働いて金貯めますとかってことも十分に考えられるんだけど、そういう恥をかくのも悪くねぇなぁとちょっと思ってます。

そんなわけで、このブログのドメインはそのまんま diewalz.com です。

「die」は「ディー」です。
ドイツ語の女性名詞にくっつける定冠詞 。英語でいうところの「The」です。

そのなんちゃってヴァルツをやってる日本人がいるってのも悪くないかなぁって思うんよね。 

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